Discordサーバーのロールについて
こんにちは、羽月もなかです。
今回はロールについての説明をします。
1.ロールって何……?
ロールは、サーバー内での役職です。
ゲームに例えるなら称号のようなもの、と言えばわかりやすいかもしれません。
ロールには表示色、権限(サーバー内で出来ること)などを細かく設定出来るので、
様々なロールを作りそれをメンバーに付与することで、サーバーを適切に管理することが出来るようになります。
2.ロールがないとダメなの……?
ロールを何も用意せず、全てのサーバー参加者に同じ権限を与える……というのも非公開サーバーや身内サーバーならありだとは思います。
ですが、公開サーバーなどではロールを使い参加者の行動を制限しないとサーバーの治安を維持するのが難しいです。
きちんとしたサーバーを作りたいのならロールの活用は必須だと考えてください。
3.どんなロールを作ればいいの?
おすすめのロールを、作ることによるメリット・デメリットと併せて紹介します。
①メンバー
サーバーの利用者として認めた人に付与する、利用に必要なロール。
荒らし対策をしたい場合はこのロールを活用して、自己紹介チャンネルへの投稿などの条件を満たした人しかサーバーを使えないようにしましょう。
【メリット】
・荒らし対策になり治安が良くなる
・ロールを与えられた人はサーバーを抜けにくくなる
【デメリット】
・ロール付与前の参加者の即抜けが多くなる
・ロール管理が手間
②モデレーター・マネージャー
サーバー管理、メンバー管理など運営に必要な権限を与えたロール。
管理人一人では管理が難しいという場合は、信頼出来る人にこのようなロールを与えても良いと思います。
ただし、相手をきちんと選ばないと悪用もされてしまうため注意が必要です。
【メリット】
・管理人の作業を減らすことが出来る
・荒らし対策になる
【デメリット】
・メンバー間に上下関係が出来る
・悪用されるなどのリスクがある
・管理人の独断で運営活動がしにくくなる
③通話募集
ボイスチャンネルを活性化させるためのロール。
希望者にこのロールを付与して、通話募集をしたい人はロールにメンションをすることで
ボイスチャンネルに人を呼ぶことが出来ます。
【メリット】
・ボイスチャンネルが活発になる
【デメリット】
・メンションが頻繁だと迷惑に感じる人がいるかもしれない
4.ロールの注意事項
ロールは便利ですが、使い方を間違えると悪用をされたりサーバーの機能が意図せず制限されてしまったりします。
【ありがちなミス】
・余計な権限を与えてしまう
ロール作成などのときに誤って余計な権限、特にメンバー管理・サーバー管理に関連した権限を与えてしまうミスです。
・カテゴリ、チャンネルの権限を設定していない
ロールの権限だけでなく、カテゴリ・チャンネルの設定も変更しないといけない場合があります。
・ロールの序列を間違える
ロールには序列というものが存在しており、それを考えて設定しないと正しく機能しない場合があります。
※こうしたミスに管理人は気づけないことが多いので、一般利用者と同じ権限だけを与えたサブアカウントを用意すると点検しやすいです。
5.まとめ
ロールはサーバー管理に必須です。
設定はちょっとだけ複雑で難しめですが、きちんと学んで使いこなしましょう。
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